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第29回:ネグザドラフト分析レポート「CROSS LINK」前編
3弾「CROSS LINK」も発売で、新たな環境を迎えたネグザドラフトを徹底解明!!
今回は前編として「青」「緑」「白」の3色を特集!!
1 ブースタードラフトとは?
ブースタードラフトは、複数のブースターパックを用いて、その場でデッキを構築して対戦をするという遊び方です。その為、普段デッキを持っていない方でも気軽に遊ぶことができます。
また通常の構築戦と比べると、デッキ構築がドラフトの都度変わるため、普段とは違った構築や、プレイングになります。
構築戦では使った事が無いようなカードを使う為、思っても見ないカードの効果や組み合わせの発見もあり、楽しく、そしてプレイングも上達するゲームです。
詳しくは 「ネグザレポート第24回ネグザドラフトで遊んでみよう!」や、「ネグザ研究所特別編」で解説されているのでそちらをご覧下さい。
2 今回の想定環境
今回も分析レポートとして、カード選択(ピック)の指針となる、ポイント表を作成しました。
使用パックはオフィシャル推奨の「宇宙の呼び声」×2、「CROSS LINK」×2です。
パックの変更によってドラフト環境も変化するので、新しいドラフト環境の参考にして下さい。
3 ランク表で解説!
今回のランク表ではSランク~Cランクまでのドラフトデッキで主な戦力となるカードを紹介しています。
また、点数上は同じでもゲームの主力となるユニットはキャラやコマンド等と比較して、少し高めの評価と思っておくと良いでしょう。
ランク表 | |
---|---|
Sランク | 1枚でゲームの勝敗を左右するほどのカード。 見たら必ずピックしたい! |
Aランク | 強力であり、ゲームの主役になれるカード。 見たらなるべくピックしたい! |
Bランク | 単体での強さをしっかり持っているカード。 基本的に1周したら戻ってこないカード達。 |
Cランク | デッキに入れるだけの規準を満たしているカード。 基本的にはユニット優先。 |
青
研究員えーふランク表 | ||
---|---|---|
点数 | 宇宙の呼び声 | CROSS LINK |
Sランク | 《ガンダムエクシア(トランザム)》 | |
Aランク | 《Zガンダム(バイオセンサー起動時)》 | 《ガンダムEz8》 |
《スーパーガンダム》 | 《グラハム専用ユニオンフラッグカスタムⅡ》 | |
《宇宙を駆ける》 | ||
Bランク | 《カミーユ・ビダン》 | 《ジェスタ》 |
《バイアラン・カスタム》 | 《トライスター》 | |
《ビーム・コンフューズ》 | 《グラハム・エーカー》 | |
Cランク | 《ガンダム[ケストレル]》 | 《陸戦型ジム》 |
《ニュータイプの相克》 | 《相思相愛》 | |
《メタス》 | 《ワグテイルⅡ》 | |
《ジムキャノンⅡ(ルシアン機)》 | 《ジムⅡ・セミストライカー》 | |
《カツ・コバヤシ》 | 《ナイジェル・ギャレット》 | |
《無重力の抱擁》 | 《ダリル・マッギネス》 | |
《命の力》 | 《ユニオンフラッグ》 |
研究部長KBランク表 | ||
---|---|---|
点数 | 宇宙の呼び声 | CROSS LINK |
Sランク | 《ガンダムエクシア(トランザム)》 | |
《Zガンダム(バイオセンサー起動時)》 | ||
Aランク | 《宇宙を駆ける》 | 《ガンダムEz8》 |
《グラハム専用ユニオンフラッグカスタムⅡ》 | ||
《ジェスタ》 | ||
Bランク | 《スーパーガンダム》 | 《ユニコーンガンダム(覚醒)》 |
《カミーユ・ビダン》 | 《ワグテイルⅡ》 | |
《バイアラン・カスタム》 | 《ナイジェル・ギャレット》 | |
《ガンダム[ケストレル]》 | 《トライスター》 | |
Cランク | 《ジムキャノンⅡ(ルシアン機)》 | 《ジムⅡ・セミストライカー》 |
《無重力の抱擁》 | 《陸戦型ジム》 | |
《ビーム・コンフューズ》 | 《ユニオンフラッグ》 | |
《ルシアン・ベント》 | 《グラハム・エーカー》 | |
《ダリル・マッギネス》 | ||
《相思相愛》 |
「CROSS LINK」の「青」は、地形適性の偏ったカードが多く、「刻の鼓動」+「宇宙の呼び声」環境よりは攻めを重視した動きになる事が多いようです。
ゲームを決定づけるパワーを持ったカードは少ないものの、ユニットの枚数を重視した《ジェスタ》等が非常に優秀なので、ユニットをこれまで以上に意識してピックしたいところです。
また、《グラハム専用ユニオンフラッグカスタムⅡ》など、デュアルカードに強力なカードが更に増えたので、青黒や赤青を意識したピックも重要度が上がっています。
研究部長KB | なんと言っても《ジェスタ》。コモンとは思えないテキストで、このカードをピックできるかが青のドラフトにとって重要だと思うよ。 |
---|---|
研究員えーふ | 以前の環境ではどっしり構える印象だった「青」ですが、今回のカードプールで大分攻めの印象に変化してきました。 |
研究部長KB | そう言った意味では、「宇宙の呼び声」のカードピックでも《カツ・コバヤシ》のような低コストのカードをCランクに見直しても良いかも。 |
カードプールによる戦略の変更
上でも述べたように「刻の鼓動」が入らないカードプールでは、以前のドラフトと異なる戦略が必要になってきます。
「青」は攻撃的に、「緑」は少しだけ国力を重くした辺りの攻防がメインとなるでしょう。
もちろんピックの仕方次第では全く異なるアプローチもありますが、プール全体を把握して何ができるのか?を知っておくと非常に優位に立ちまわる事ができるでしょう。
青オススメカード
緑
研究員えーふランク表 | ||
---|---|---|
点数 | 宇宙の呼び声 | CROSS LINK |
Sランク | 《ガンダムデュナメス(トランザム)》 | 《ジンクス(コーラサワー機)》 |
Aランク | 《グフ(ランバ・ラル機)》 | |
《高機動型ザクⅡ(ギャビー・ハザード機)》 | ||
《高機動型ザクⅡ(ロバート・ギリアム機)》 | ||
《ランバ・ラル》 | ||
《青い巨星》 | ||
《私の戦争》 | ||
Bランク | 《ドム(オルテガ機)》 | 《ロバート・ギリアム》 |
《ジェットストリームアタック》 | 《パトリック・コーラサワー》 | |
Cランク | 《アクトザク》 | 《ザクⅡ(クラッカー装備)》 |
《ペズン・ドワッジ》 | 《ガッシャ》 | |
《ドム(ガイア機)》 | 《ギャビー・ハザード》 | |
《ドム(マッシュ機)》 | 《アプサラスⅢ》 | |
《ガルバルディα》 | 《ケルゲレン》 | |
《ガイア》 | 《AEUイナクト》 | |
《踏み台》 |
研究部長KBランク表 | ||
---|---|---|
点数 | 宇宙の呼び声 | CROSS LINK |
Sランク | 《ガンダムデュナメス(トランザム)》 | 《ジンクス(コーラサワー機)》 |
Aランク | 《高機動型ザクⅡ(ギャビー・ハザード機)》 | |
《高機動型ザクⅡ(ロバート・ギリアム機)》 | ||
《青い巨星》 | ||
《ロバート・ギリアム》 | ||
《私の戦争》 | ||
Bランク | 《ドム(オルテガ機)》 | 《アプサラスⅢ》 |
《ガルバルディα》 | 《ギャビー・ハザード》 | |
《パトリック・コーラサワー》 | ||
Cランク | 《ペズン・ドワッジ》 | 《ザクⅡ(クラッカー装備)》 |
《ドム(ガイア機)》 | 《ガッシャ》 | |
《ガイア》 | 《AEUイナクト》 | |
《ジェットストリームアタック》 | 《キュイ》 | |
《踏み台》 | 《ランバ・ラル》 |
「緑」はやはり「特徴:撃墜王」を中心とした、使いやすいユニットが多数あるのが最大のポイント。
これまで、攻撃一辺倒になりがちだった「緑」ですが、柔軟に攻め・守りの戦略を取る事が可能になりました。
また、ゲームを支配可能なパワーを持った《ジンクス(コーラサワー機)》の存在もあり、単色、混色を選ばず強力なカードプールとなっています。
研究部長KB | 「緑」の点数分布は大体似たようなものになったね。どちらにしても使いやすいユニットやコマンド、キャラとどこから見ても強化されているのは、誰が見ても明らか。 |
---|---|
研究員えーふ | 逆に、その分人気色になって、取り合いになったりする事が多くなりそうです。 |
テストプレイヤーA | そういう意味では、「刻の鼓動」+「宇宙の呼び声」では、「緑」の人気の少なさゆえにピックしやすかった、隠れた高ポイントカード《ガルバルディα》は、明らかに取りにくくなってきたよね。 |
緑オススメカード
-
研究員えーふ
●高機動型ザクⅡ(ロバート・ギリアム機)
戦闘力も基準値クラス+「速攻」というだけで強力。
またテキストも自身が交戦していなくとも使えるので幅広い活躍が期待できる。
さらにはコモンなので集めやすい。
白
研究員えーふランク表 | ||
---|---|---|
点数 | 宇宙の呼び声 | CROSS LINK |
Sランク | ||
Aランク | 《ガンダムサンドロック(EW)》 | 《シェンロンガンダム(EW)》 |
《アストレイ ブルーフレーム(フル・フェポン)》 | 《ウイングガンダム》 | |
《ラゴゥ》 | ||
Bランク | 《ストライクルージュ》 | 《張五飛》 |
《アストレイゴールドフレーム天》 | ||
《アンドリュー・バルトフェルト》 | ||
《砂漠の虎》 | ||
Cランク | 《マグアナック》 | 《リーオー(高機動オプション》 |
《オリファント》 | 《ヴァイエイト》 | |
《カトル・ラバーバ・ウィナー》 | 《メリクリウス》 | |
《アストレイ ブルーフレーム》 | 《レディ・アン》 | |
《最強の矛、最強の盾》 | ||
《レセップス》 | ||
《アストレイゴールドフレーム》 | ||
《ロンド・ギナ・サハク》 |
研究部長KBランク表 | ||
---|---|---|
点数 | 宇宙の呼び声 | CROSS LINK |
Sランク | 《シェンロンガンダム(EW)》 | |
Aランク | 《ガンダムサンドロック(EW)》 | 《ウイングガンダム》 |
《アストレイ ブルーフレーム(フル・フェポン)》 | 《ラゴゥ》 | |
《アストレイゴールドフレーム天》 | ||
Bランク | 《ヒートショーテル》 | 《アストレイゴールドフレーム》 |
《ストライクルージュ》 | 《張五飛》 | |
《アストレイ ブルーフレーム》 | ||
Cランク | 《マグアナック》 | 《リーオー(高機動オプション》 |
《オリファント》 | 《ヴァイエイト》 | |
《カトル・ラバーバ・ウィナー》 | 《メリクリウス》 | |
《イライジャ専用ジン》 | 《ロンド・ギナ・サハク》 | |
《カガリ・ユラ・アスハ》 | 《最強の矛、最強の盾》 | |
《叢雲劾》 | 《オペレーション・メテオ》 |
「CROSS LINK」の「白」のカードはカード単体で役に立つものが多く、「宇宙の呼び声」では、《マグアナック》等の展開の繋ぎとなるサポートカードが優秀だった事に対して、繋げるべきゴールが用意されたと言えます。また、《メリクリウス》、《ヴァイエイト》のような、強力ながらロールコストの拘束が大きいユニットの存在もあり、単色ないしはメイン色を積極的に狙うべき色であると言えます。
研究部長KB | 「白」はポイントの高いカードに「W」のカードが多いので、これまで以上に「WのGサイン」を意識したピックが必要になりそう。 |
---|---|
研究員えーふ | イメージは、「刻の鼓動」+「宇宙の呼び声」の「Zサイン」に近いかもしれません。 |
研究部長KB | 実は「SEED」のGサインも多くて、主力足りえる高国力ユニット《アストレイゴールドフレーム天》がアンコモンなこともあり、《叢雲劾》のポイントが気持ち上がってる。 |
単色を意識したピック
ドラフトは基本的にはカードの取り合いです。強いカードから順番に取られる為、自分のパックから強いカードが出たときに対応しやすいように、ピックするカードを2~3色ぐらいに絞って行うのが基本です。しかしながら、もし自分が選んだ色と同じ色を取る人がいないならば、そのドラフトではその色のカードを独占し、ほぼ確実に強いデッキを作る事が可能です。
今回の「白」の《メリクリウス》、《ヴァイエイト》は、ロールコストが高いアンコモンのカードですが、コモン・アンコモン域にロールコストが高いカードが多い色は、最初から敬遠するプレイヤーもいるので意外と狙い目です。
単色を意識したピックはかなり高度な技術ですので、ドラフトに慣れてきた頃に試してみてはいかがでしょうか?
白オススメカード
-
研究部長KB
●オペレーション・メテオ
優先する必要はないが、ピックしたい1枚。
「CROSS LINK」環境のドラフトでは、「高機動」を持つカードがコモンやアンコモンにもあり、多く見る形になります。
反面「白」には「高機動」が不足しているため、《オペレーション・メテオ》の必要性が高いのです。
現在、「ネグザグランプリ2012《エントリー大会》」の一貫として、ネグザドラフトの公認大会が開催されています。
エントリー大会の優勝者には、この大会でしか手に入らない特製ストレージボックスを配布中!
ネグザドラフトでシリアルポイントをゲットし、来年3月の大型イベント「ネグザグランプリ2012」に出場しよう!
次回は残りの「黒」、「赤」、「茶」、「紫」について解説します。次回もお楽しみに!!
ルール編第3回 <
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