トップ > スペシャル > ネグザ研究所 > 第12回ネグザ研究所
第12回:NEX-Aツアー2012 7都市称号争奪戦 関東大会
NEX-Aツアー2012 7都市称号争奪戦 関東大会
「関東大会」では、ここまでコンスタントに結果を残している「紫デッキ」や「東北大会」を制した「青黒緑デッキ」もさることながら、その対抗馬として注目されつつあった「赤デッキ」がワンツーフィニッシュを飾る形に。
「赤デッキ」の登場から、これまでの大会で着実に結果を残してきた「紫デッキ」「青黒緑デッキ」「白デッキ」もそれぞれ変化を求められた大会となりました。
(上位入賞者のデッキリストはコチラ)
・環境に対応したコントロール力
《リフレクター・ビット》、《グレミー・トト》等のユニットに対応する能力を持ったカード群は、そのロールコストの重さから1ターンの動きが少ない「青黒緑デッキ」や「共有」をコンセプトとしていた「紫デッキ」に対して非常に有効なものとなっており、「赤デッキ」が、それらのデッキの対抗馬足りえる理由ともなっています。
・強力な必勝パターン
《キュベレイ》から《ハマーン・カーン》に繋げる動きは、「赤デッキ」において強力な動きとなっており、《ハマーン・カーン》のロールコストを増やす能力は前述のカウンターを中心としたカード群ととても相性が良く、ゲームを決定づける能力を持っています。
また《キュベレイ》は現在流行のデッキに対しての回答でもあり、その効果によってテキストを無効にしてしまうことで「紫デッキ」や「青黒緑デッキ」の長所である「ゲイン」を機能させずに立ち回れることも今回の勝利の要員ではないでしょうか。
《女帝降臨》から安定して上記に挙げた《グレミー・トト》、《ハマーン・カーン》にアクセスすることも出来、非常に洗練されたデッキタイプと言えるでしょう。
-
激戦区東京での色別デッキデータを確認してみましょう。
最大規模の会場である「関東大会」は当然のごとく、デッキ種類も最大です。
使用率では「青黒緑デッキ」がトップに。そのデッキ構成のブレのなさから、多くの参加者が選択したことが見受けられます。また「東北大会」、「中部・北陸大会」共に高い使用率を誇り、「関東大会」でも多数の参加者が使用していた「緑赤デッキ」は今回上位入賞を逃しています。
《反政府組織》を有効に使えるこのデッキタイプは「ゲイン」戦略を主軸とした「紫デッキ」「青黒緑デッキ」に有利といえる反面、《ガンダムデュナメス》+《武力介入》の様にカードを組み合わせてコントロールするデッキなので、カード個々のパワーが局所的で、全6回戦の長丁場の大会では混色ということから、その不安定さが露見し、トーナメントシーンでは勝ちきれなくなってしまったと言えるのではないでしょうか。
称号戦 関東大会 デッキ使用率
NEX-Aツアー2012 悠久の巨星争奪戦 関東大会
「中部・北陸大会」に続き「関東大会」においても、ガンダムウォーフォーマット「悠久の巨星争奪戦」が開催されました。
前回に続き「赤デッキ」が根強い人気を誇っており、上位入賞を果たしています。
また「緑赤デッキ」も人気で、見事「赤デッキ」を抑え優勝。
ネグザフォーマット環境では前述のような理由から、中々結果を残せずにいた「緑赤デッキ」ですが、「赤デッキ」と同じく万能カウンターカードである《嫉妬》や、Gを伸ばしつつ回復を行える《通じ合う心》を使用することでネグザフォーマットにおける弱点であった部分を補い、その高いポテンシャルを遺憾無く発揮してます。
悠久戦 関東大会 デッキ使用率
次の称号「紅蓮の彗星」は誰の手に?
次の公式大会は注目の新環境となる「7都市称号争奪戦 九州大会」。
第2弾ブースター「刻の鼓動」や、トライアルスターター「英雄の再会」と「木星帰りの男」が初解禁となる公式大会ということで、様々なデッキタイプが出てくると思います。
残り2つとなった称号の座をかけて、多数のプレイヤーがその力を奮ってくれる事を期待しています。
今後も『ガンダムウォー ネグザ』から目が離せない!!
[ページトップへ]