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第20回:エキスパンションブースター「宇宙の呼び声」特集

今回のネグザ研究所は、発売が迫る「宇宙の呼び声」特集!!
研究部長KBが、これまでのスタンダードな各色のデッキとともに、新環境において各色のパワーアップポイントを新規カードと共に紹介します。

」の代表デッキとも言える「青単色Zデッキ」は、2弾「刻の鼓動」発売以降人気のデッキタイプです。
そして、「宇宙の呼び声」では新たなデッキ構築の選択肢となるカードが登場。
まず、ユニット面では新たな主力ユニットとなる「高機動」とロール効果を持つ高国力ユニット《Zガンダム(バイオセンサー起動時)》を得ました。
他にも「リンク」対応の除去カード《ニュータイプの相克》や、新ユニーク《宇宙を駆ける》の等の強力なコマンドも登場しており、「宇宙の呼び声」発売後もよく見るデッキタイプとなるでしょう。
しかしながら、《Zガンダム(バイオセンサー起動時)》は《カミーユ・ビダン》のセットで真価を発揮し、同様に《ニュータイプの相克》も「リンク」を要求するため、これまで以上に手札のつながりが重要になります。
その為、デッキ自体は強化されるものの、デッキの動きが遅くなる可能性があります。
これまでの《バンシィ(デストロイモード)》での攻撃の押し込みによる勝利から、《アプサラス&アイナ》等で手札の圧迫を防ぎつつ、ターンを重ねて場で勝利するという形で、デッキの動きが防御的にシフトしていく事が予想されます。

現状の「」デッキの多くは「サイコミュ」を持つユニットと、《世間知らず》のような強力コマンドで、場をコントロールするデッキとなっています。
その為、他のどのデッキよりもコスト管理が重要なデッキです。
そして、今回登場する新《キュベレイ》は、驚きのロールコスト1、さらにはテキストの使用にコストが不要で、コスト管理に非常に適したユニットになっています。
しかし、1弾《キュベレイ》も、敵軍ユニットのテキストを無効にするという「」唯一の効果を持つので、このカードの選択は(《ハマーン・カーン》共々)非常に悩む事になるかも知れません。
他にも序盤の打点や敵部隊のブロックなど複数の仕事を行う《ガザC(ハマーン機)》も、既存のデッキタイプに今すぐ投入できるカードとなっています。
また、変わりどころとしては初の国力増加カード《ミネバ・ラオ・ザビ》があり、高国力に強力なカードの多い赤の新しいデッキタイプを作る注目の一枚です。

茶デッキ」の基本戦術は、ズバリ戦闘力を上げて「強襲」で叩くといった単純かつ、非常に強力な戦略です。
そういった戦略の中でも《∀ガンダム(ハンマー装備)》と《危険な男》が代表的なカードと言えます。
そんな「茶デッキ」が「宇宙の呼び声」から得るカードで目立つのは、ゲイン戦略を後押しできるカード群です。
ボルトガンダム》や《クーロンガンダム》は「ゲイン」+戦闘で有利な効果を持ち、これまでの戦略を後押しします。
∀ガンダム(マルチパーパスサイロ)》も、本国を入れ替える効果で「ゲイン」の成功率をアップできるので、ゲイン戦略を後押しするカードです。
また、防御に使えるカードとして《生きている遺跡》や《強制収容所》があり、こういったカードは、「デビルガンダムデッキ」のような重量級コントロールデッキの助けになるでしょう。

混色

混色OOデッキ」は、コストが重いものの強力なOOカード群で構成されたデッキです。
コストの関係上小回りが効かない点が欠点ですが、純粋な戦闘力による打点押しと《GNバズーカ》等の強力カードで、使いやすいタイプのデッキと言えます。
そして「宇宙の呼び声」では、《ガンダムエクシア(トランザム)》等の「トランザムユニット」が各色に登場!
これらのカードは極めて強力なテキストも魅力ですが、最大のポイントはロールコスト無しで起動できるテキストにあります。
コストの関係上小回りが効かないという部分を解消するテキストにより、スムーズにカードをプレイしつつ勝利を収める事が可能になるでしょう。

今回のネグザ研究所は、発売が近づく「宇宙の呼び声」特集と題しまして、これまでのデッキタイプを強化する新カードとともに、その強化の方向性の一端を紹介しました。
次回は、今回の続きとなる残りの色についても解説いたします。
それでは次回のネグザ研究所もお楽しみに。

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