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14都市称号争奪戦~静岡大会~レポート
今回のネグザ研究所では、先日開催された「14都市称号争奪戦~静岡大会~」特集!!
研究員「えーふ」が参加デッキ分析を考察、詳しく解説していきます!!
1.14都市称号争奪戦~静岡大会~使用率
「14都市称号争奪戦」は今回の「静岡大会」が初となりました。
これから続く「14都市称号争奪戦」の流行を左右する大会でもあった「静岡大会」。
ではどの様なデッキが流行っていたのか?まずは参加者のデッキ使用率から見ていきましょう。
デッキタイプ | 使用率 |
---|---|
青 |
6.6% |
緑 |
29.7% |
黒 |
0.0% |
赤 |
8.8% |
茶 |
1.1% |
白 |
12.1% |
紫 |
3.3% |
青緑 |
5.5% |
青黒 |
9.9% |
青赤 |
7.7% |
緑黒 |
2.2% |
白茶 |
2.2% |
他2色 |
4.4% |
青緑黒赤 |
3.3% |
他3色以上 |
3.3% |
「静岡大会」では、「ネグザグランプリ2012」でも大流行のデッキタイプであった「緑単速攻」が
一番人気という結果に。また、4弾ブースター「宿命の鎖」の影響もあってか《νガンダム》を擁する
「青」を含んだデッキタイプが多く選択されていました。
それでは特に使用率の高いデッキタイプ5つを順に見ていきましょう。
2.使用率TOP5のデッキを解説!!
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第1位 緑(29.7%)
「ネグザグランプリ2012」での優勝以来、押しも押されぬ大人気のデッキタイプとなった「緑単速攻」。「静岡大会」でも多くの参加者が選択されていました。
4弾ブースター「宿命の鎖」では《垣間見える時》や《シャア専用リック・ドム》が追加され、より高速で畳み掛ける動きが可能に。《νガンダム&アムロ》、
《νガンダム(初出撃時)》と回復が増えた今環境でも衰えることのない人気のデッキタイプとなっています。
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第2位 白(12.1%)
使用率2位は「白」。《ランバ・ラル》、《シン・マツナガ》といった強力なキャラに加えて、《追悼演説》のメイン採用が一般的となっている現環境では、より《ガンダムデスサイズ》の存在が「白」を選択する理由ともなっています。
また4弾ブースター「宿命の鎖」で登場した《ガンダムヘビーアームズ改》は、
その高い制圧力から「白」のデッキの殆どに投入されていました。
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第3位 青黒(9.9%)
使用率第3位には「青黒」がランクイン。4弾ブースター「宿命の鎖」環境では、《νガンダム(初出撃時)》、《ガンダムTR-1[ヘイズル](フルアーマー・タイプ)》といった、「場に出た場合」の効果を持ったユニットがさらに増え、《ソレスタルビーイング》を擁する「青黒」は大きな恩恵を受けました。
特に《νガンダム(初出撃時)》の登場により、《スメラギ・李・ノリエガ》と合わせて「青黒」というデッキタイプがさらに粘り強くなったことでしょう。
-
第4位 赤(8.8%)
「赤」はその殆どが「赤単クロスボーン」でありました。前環境では《ジオンの栄光》の存在から「緑単速攻」に煮え湯を飲まされていましたが、4弾ブースター「宿命の鎖」にて追加された《クロスボーン・ガンダムX1改》、《ベルナデット・ブリエット》によって非常に堅牢なデッキへ進化を遂げました。
また、「黒」である《クロスボーン・ガンダムX2改(バスターランチャー)》を採用したリストもあり、「赤単クロスボーン」ながら「改装」から展開可能と、「赤」にとって貴重な破壊効果を備えたデッキタイプとなっています。
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第5位 青赤(7.7%)
「ネグザグランプリ2012」では1番の人気であったこのデッキタイプは、「静岡大会」でも健在。4弾ブースター「宿命の鎖」では《νガンダム&アムロ》の登場から「青赤UC」に足りない要素であった回復を手にいれました。
また、《νガンダム&アムロ》の持つマイナス修正を与える効果は、《シナンジュ(バズーカ)》や《百式(メガ・バズーカ・ランチャー》の補助にもなり、
「青赤UC」にジャストフィットしたACEと言えるでしょう。
3.優勝デッキタイプを解説!!ブロック上位入賞者のデッキリスト公開!!
さて、ここまで「静岡大会」のデッキタイプ使用率TOP5を見てきましたが、
やはり「緑単速攻」を意識してか、回復効果を擁する「青」や、《移動弾薬庫》や《ガンダムデスサイズ》等、破壊効果の豊富な「白」が好まれる環境となりました。
その中でも今回の「静岡大会」で優勝を果たしたデッキ「青緑CCA」は、
「緑単速攻」に対しての回答として、高いポテンシャルを秘めたデッキとなっていました。
鈴木 一弘さん Bブロック1位 (総合1位) |
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http://www.carddass.com/cdmasters/nexa/cardlist/decksrc/201306/1370795697.html |
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4弾ブースター「宿命の鎖」で登場した、「CCA」のカード群で構成された
このデッキタイプは、《受信調整》、《歓待》といった「装弾」を用いて、
序盤からアドバンテージを稼ぐことに長けています。
またそれによってグラフィックを展開、《νガンダム&アムロ》や《νガンダム(初出撃時)》と合わせて、長期戦に耐えうるデッキとなっています。
また、《リ・ガズィ(BWS)》や《ホビーハイザック》等から、
状況に合わせたカード選択が可能であり、その安定性から初の「14都市称号争奪戦」という予測のつかないメタゲームの中でも、活躍できたと言えるでしょう。
そして、こちらの方たちが、「14都市称号争奪戦静岡大会」各ブロックの上位入賞者となります。
今回は「青緑CCA」の勢いに負けてしまいましたが、いまだに「緑単速攻」デッキの実力が顕在なことも解りますね。
4.次の称号「煌焔の撃墜王」は誰の手に?
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今回は、「静岡大会」の分析をお届けしました。
以前変わらぬ人気の「緑単速攻」ですが「青緑CCA」の登場等、
徐々にその不敗神話に陰りが見えてきました。
次の「14都市称号争奪戦」は「福岡大会」。
今度はどの様なデッキが優勝するのか?
今後も『ガンダムウォーネグザ』から目が離せない!!
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