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第17回:NEX-Aツアー2012 7都市称号争奪戦 九州大会
NEX-Aツアー2012 7都市称号争奪戦 九州大会
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それでは、最初に大会のデッキ傾向を見てみましょう。
「刻の鼓動」発売の影響は、デッキ使用率に如実に現れています。
特に前回の「ネグザ研究所」で特集した、「Zガンダム」を主軸とした「青デッキ」の増加は著しく、その実力は大会結果を見ても明らかです。
また、「茶デッキ」や「茶紫デッキ」と言った茶絡みのデッキも使用率を合わせると、20%超えをしており、こちらは今大会の優勝デッキとなっています。
大会の全体傾向に目を向けると、前回の「関東大会」まで一大勢力であった「ゲイン」を主軸としたデッキの使用率が下がっています。
これは、「青単Zデッキ」の《クワトロ・バジーナ》等の存在により、単純な戦闘力だけでは解決できなくなった事に起因しています。
その中でも「紫デッキ」は、《Zガンダム&カミーユ》等の新たなACEにより「共有」が使いにくくなり、その数を一気に落としています。
「ゲインデッキ」のなかでも「白デッキ」の使用率が高いのは、2弾から「強襲」等のダメージを通す効果が追加されているが故でしょう。(上位入賞者のデッキリストはコチラ)
称号戦 九州大会 デッキ使用率
上位デッキ解説
・戦闘ダメージを通す能力に秀でている
《∀ガンダム(ハンマー装備)》、《Gバウンサー》と戦闘の中心となるユニットやキャラに「強襲」もしくは「高機動」がついており、「青単Zデッキ」の硬い防御網を突破する事ができるようになっています。
・戦闘力を上げる効果に秀でている
《∀ガンダム(ハンマー装備)》、《共に戦う仲間》等の戦闘力を上げるカードが多く投入されています。 「青単Zデッキ」には現環境トップクラスの戦闘力を誇る《バンシィ(デストロイモード)》が投入されていますが、その戦闘力を凌駕できるようになっています。 また、《百式(メガ・バズーカ・ランチャー)》に対しても効果的です。
戦闘力を上げるカードの中でも《危険な男》は強力な1枚で、時間を掛けて多くのコインを載せていく事で、あらゆるユニット(部隊)が一撃必殺のパワーを持ちえるようになります。
・便利なテキストを持つカード
《スモー(ハリー機)》、《ドラゴンガンダム》は、これまでの「茶」に欠けていた部分を補填するカードです。
《スモー(ハリー機)》は、《Zガンダム》等の厄介なテキストや「ゲイン」を交戦することなく封じる事が可能なカード。《ドラゴンガンダム》は序盤の防御はもちろん、「速攻」を持っているので、《危険な男》とのシナジーが非常に強力で、攻防共に活躍できる1枚です。
戦闘力を上げて、その戦闘ダメージを通すといった単純にして強力なプランを現実化し、さらに流行の「青単Zデッキ」への対策も兼ね備えたデッキです。
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●青デッキ
前回のネグザ研究所で紹介した、2弾環境屈指の強力デッキタイプです。
《インテンション・オートマチック・システム》、《ニュータイプの力》、《ガンダム》と言ったカードで戦闘力をアップする構築や、《英雄の再会》を使用して「ゲイン」に着目した「Z単デッキ」など、戦闘力に焦点を当てたデッキ構成が活躍していたようです。くわしくはコチラ
次の称号「漆黒の明星」は誰の手に?
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